『シワ、たるみ解消セルフケア』

「食事はよく噛み、普段からよく笑うようにしましょう!」

無表情な人は表情筋が衰えやすく、皮膚を支える力が弱まって頬もたるみやすくなります。

 

日常的に表情を動かすことを心がけ、顔の筋肉全体を満遍なく鍛えるようにするとよいでしょう。 食事の際はよく噛んで食べれば口周辺の筋肉がたくましくなり、頬のたるみ予防につながるはずです。

そして、前述のとおり同じ表情ばかりしていると表情筋に偏りが生じ、たるみなどの原因となります。例えば、眉間にシワを寄せる表情がくせになっている場合、目や眉の周りの筋肉ばかりが鍛えられ、肥大化した筋肉に周辺の皮膚が引っ張られるようになります。 するとまぶたや額の皮膚がたるみ、老けた印象を与えやすくなります。

表情筋は部分的に鍛えるのではなく、顔の体操などで全体的に鍛える必要があります。 また、顔の皮膚と直接つながっている頭皮をマッサージして血行を促進させるのもよいでしょう。

 

 

スマホの見過ぎを避け、良い姿勢を心がける対策も頬のたるみ改善に効果的!」

 

スマホタブレットを使うとき、知らず知らずのうちに猫背になり、長時間うつむいて過ごしている人も多いのではないでしょうか? 顔が下を向くと重力の影響で皮膚が下に引っ張られ、頬などがたるみやすくなります。 口角が下がって老けた印象につながる恐れもあるため、長時間熱中してスマホを使うのは避けるのが賢明です。

また、猫背になっているときは首や肩の筋肉が緊張しており、顔の皮膚が下に引っ張られやすくなります。 たるみの原因となるため、猫背がくせになっている人は目線を上げて背筋を伸ばす姿勢を意識しましょう。

そして、スマホやパソコンの画面の見過ぎは無表情で長時間過ごすことにもつながります。 表情が固まっていると感じたら、一度スマホから目を離して表情筋の体操などを行うとよいでしょう。

 

 

「保湿や紫外線対策などのスキンケアで肌の老化を防ぐことも重要」

 

健康的な肌では、真皮層にコラーゲンやエラスチンといった成分がしっかり蓄えられており、十分な量の水分も保持されています。 頬のたるみを防ぐためには、紫外線によるダメージを抑え、保湿ケアをしっかりと行って肌を健康な状態に保つ必要があります。

特に、紫外線はコラーゲンなどに直接ダメージを与え、活性酸素を生じさせて肌の老化を早めます。季節や天候にかかわらず、外出時は必ず日焼け止めを塗って紫外線をしっかりと遮断してください。 なお、日焼け止めは商品によってUVカットの効果が異なるため、性能の優れたものを見極めることが大切です。

また、日々の洗顔やクレンジングは肌にダメージを与えないように優しく行いましょう。

 

 

「抗酸化作用が高いビタミン類を摂取する」

ビタミンAやビタミンC、ビタミンEポリフェノールなどは抗酸化作用に優れ、体内の老化を予防するうえで役に立ちます。 普段の食事で積極的にビタミンを取り入れ、たるみが生じにくい体づくりを心がけましょう。

 

 

『頬のたるみを解消したい!自分でできるセルフケア?』

 

頬がたるむと頬の毛穴が目立ったり、フェイスラインがぼけて顔が大きく見えたり、ほうれい線が深く刻まれたりということも引き起こされます。

これ以上肌の悩みを増やさないためにも、日々のセルフケアで頬のたるみを解消に導きましょう!自宅にいながらできる簡単ケアをご紹介します。

 

【表情筋を鍛える「あいうえお体操」】

①「あ」口と目を大きく開く
②「い」口を横に大きく伸ばす
③「う」口をつぼませて、顔のパーツを中心に集めるようにイメージする
④「え」口角を引き上げて笑った顔を作る
⑤「お」口を大きく上下に開いて、顔を立てに伸ばすイメージをする

①~⑤を1セットとして、110回を目安に行ってください。 実際に発音はしなくてもOKなので、静かにこっそりとどこでもできます。

 

 

【悪姿勢や猫背を改善「背伸び」】

①右手と左手を組んで、天井に向けて腕を伸ばし背伸びする
②顔も天井に向けてさらに伸ばす
③左右の肩甲骨を中央に寄せるイメージで、腕を前方向に下ろす

①~④を3回繰り返す

猫背や悪姿勢が気になったときに行って、正しい姿勢をキープできるようにしましょう。 座ったままでもできるので、デスクワーク中のリフレッシュにもオススメです。

 

保湿を重視したスキンケアを心掛ける
肌が乾燥してしまうと肌のバリア機能が低下し、頬のたるみも大きくなってしまいます。 化粧水やクリームなどを使うときには優しく塗る、ハンドプレスでしっかりと浸透させるなどの心掛けが大切です。

 

頬のたるみは、原因を理解して対策していこう

頬のたるみの原因は加齢だけではなく、生活習慣の乱れ、皮下脂肪の増加、表情のくせなどさまざまです。 そのため、自分の場合はどの原因が当てはまるのかということを見極め、適切な対策方法を講じることが重要です。

ほうれい線が目立つ、顔が四角くなってきたなどの症状が見られるときは、表情筋を鍛える体操などで症状の改善を目指しましょう。 また、UVカットや保湿ケアといった基本的な対策も効果的です。肌から水分が失われると、バリア機能が低下して頬がたるみやすくなります。

しっかりと保湿できる化粧品を使ったり、抗酸化作用があるビタミン類やポリフェノールを普段からこまめに摂取するのもおすすめの方法です。 正しいスキンケアで頬のたるみを予防してみてください。