『東京1院で185万人が通ったAGA、薄毛治療専門クリニック』
東京のみならず、全国からご来院いただいております。
弊院では東京のみならず全国から、また海外にお住まいの方にも数多くご来院をいただき、今ではおかげさまで、2008年以降185万人の患者さまにご通院をいただくことが出来ました。
遠方よりご通院される方にはなるべく負担にならないよう、オンライン診療を適切に取り入れながら、その方に最適な治療方法で治療を進めて参ります。
「まずは無料カウンセリング」
AGA治療を始めるにあたって、実際にAGA治療はどういうものなのか?AGAのクリニックとはどういうところなのか?料金は?さまざまな不安があると思います。ネット上にはさまざまな情報が溢れ、何が良いのか?何が正しいのか?の判断も難しいかもしれません。まずは無料カウンセリングで様々な不安を解消していきましょう。
「初月の治療費は1000円」
初月の特別治療費を用意してあり、実際にクリニックにいったうえでAGA治療ならびにAGAクリニックについて実際に体験して安心して治療を始めることができます。
「初診料」「カウンセリング」「進行予防薬」「発毛治療薬」の4つ全てで1,000円/月。
「当クリニックのAGA治療」
症状の分析をきちんと⾏い、適切な治療をその症状に合わせ必要なだけ⾏う事。これが、私どものAGA治療に対する考え⽅です。
治療効果の期待できる内服薬・外⽤薬の治療や、成⻑因⼦を直接投与する育⽑メソセラピーが治療の中心になりますが、医師の診察にてその⽅に合わせた治療法をご提案致します。
また治療の経過に関しては、通院時に撮影する写真を比較する事で客観的に判定し、治療に対する満⾜度も重要な治療の指標と考えています。また、どれだけ効果のある治療であっても、継続的に続けていく事が出来なければ意味はありません。私たちは患者さんが安心して続ける事の出来る治療を提供していきたいと考えています。
”常に患者様目線でのクリニック運営
患者満足度のより高いAGAクリニックを”
このクリニック理念は、私たちの心からの言葉です。
一人でも多くの方々が“髪”で悩むことの無い時代が必ずやってくるよう、
全力で取り組んで参りますので、この機会に是非、無料カウンセリングを受けてみてください。
『肌質が変化したかも…?そんなあなたへの救世主!』
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『栄養補給には栄養サプリメントがおすすめ!』
栄養サプリメントとは、栄養素の摂取を補助することを目的とした食品です。亜鉛やビタミン、ミネラルなどの日々の食事で不足している栄養素を手軽に摂るのにおすすめです。
この記事では、栄養サプリメントの種類や選び方について紹介します。
栄養サプリメントとは? 効果はある?
栄養サプリメントとは、必要な栄養素を手軽に摂取できる栄養補給を補助する食品です。
法律によって定義されているものではなく、あくまでも「健康維持・増進に役立てること」を目的とする、健康食品の一種です。
毎日バランスの良い食事をとることが理想ですが、年齢や体力などさまざま理由で栄養面が不安なときに効果的に摂取しましょう。
栄養サプリメントは他にも「栄養補助食品」や「栄養食品」など色々な名称で呼ばれています。
栄養サプリメントは薬局以外にもスーパーやコンビニで手軽に購入できます。
市販されている栄養サプリメントの種類はとても多いため、ここでは一部の代表的なものを紹介します。形状はカプセルタイプや粒タイプなどがあります。
【栄養サプリメントの種類】
マルチビタミン・ミネラルサプリ
ビタミンA、C、E、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、セレンなど複数の栄養成分を手軽に摂ることができます。商品によって含まれる栄養成分は違いますので、選ぶときは注意してください。
EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)はマグロやサバ、イワシなどの魚に含まれる栄養成分です。悪玉コレステロールを減らして動脈硬化を予防する作用があります。
その他の栄養サプリ
鉄サプリ、葉酸サプリ、亜鉛サプリ、食物繊維サプリなど。基本的な栄養成分はサプリとして販売されています。
栄養サプリメントはこんな方におすすめ
以下に該当する方に栄養サプリメントはおすすめです。ただし、栄養サプリメントは日々の食事で不足している栄養成分を補うものであり、摂取することで健康になれる訳ではありません。
栄養サプリメント頼みにならないように食生活を工夫できるとよいですね。
ポイント
- 食事の量が少なく、栄養が気になる方
- 一人暮らしで栄養バランスが乱れている方
- 自分が必要とする栄養成分が明確な方
食事の量が少なく、栄養が気になる方
食欲不振や少食などの生活を続けると身体に必要な栄養素が不足し、体力の低下や体調不良の原因になります。
体をつくる糖質・脂質・たんぱく質の3大栄養素をはじめビタミンやミネラルの摂取も意識しましょう。1回の食事量が少ないのなら、食事の回数を増やすこともおすすめです。必要に応じて栄養サプリメントをとるようにしましょう。
一人暮らしで栄養バランスが乱れている方
一人暮らしだと食事をつくるのが面倒になり、コンビニ弁当やカップラーメンなど食べて栄養バランスが乱れてしまうこともあるでしょう。
野菜や魚を食べずにお肉や麺類を食べる習慣を続けるのは健康的ではありません。冷凍された野菜や魚の缶詰などを使うことで料理する負担を軽減できます。その上で不足している栄養をサプリメントで補うようにしましょう。
自分に必要な栄養成分を理解している方
「不足している栄養成分がわかる方」や「目的によって必要な栄養成分を理解している方」は効果的に栄養サプリメントをとりいれると良いでしょう。
ただし、過剰摂取は体調不良を引き起こす可能性もあるので、適量を守るようにしてください。
★例
野菜嫌いで日頃から食べていない場合
ビタミンやミネラル、食物繊維の栄養サプリをとりいれる
美容目的で栄養成分の補給をする場合
コラーゲンやビタミンCなどの栄養サプリをとりいれる
栄養サプリメントの摂取するときの目安は?
栄養サプリメントは自分に必要な量を調べ、適量を心がけてください。以下の3ステップで目安となる摂取量を見つけましょう。
ポイント
- 1日に必要な栄養素の量を知る
- 自分の摂取量を振り返る
- 不足しているものをサプリで補う
栄養サプリメントに関するQ&A
栄養サプリメントはいつ飲むのがよい?
栄養サプリメントは健康食品であるため、薬とは違い時間の指定はありません。
習慣的に飲む必要があれば「1日の始まりの朝」や「1日の終わりの夜」など、決まった時間に飲むようにして継続できるようにしましょう。
飲み合わせで注意することは?
普段から服用している薬があれば、注意事項をよく確認しましょう。
サプリメントの種類によっては薬の作用に影響がある場合があります。不安な場合は、医師や薬剤師などへ相談してください。
栄養サプリメントを上手く活用して栄養補給をしよう!
今日食べたものが明日の自分の身体を作ります。栄養を意識して、食事のバランスを整えましょう。
栄養サプリメントの目的は「不足している栄養成分の補給」です。まずは食事内容の見直し、そのあとで必要に応じて栄養サプリメントなどを上手く活用するようにしましょう。
『認知症は予防できる?』
現時点では残念ながら、「現在こうすれば認知症にならない」という方法はありません。しかし最近の研究から「どうすれば認知症になりにくいか」ということが少しずつわかってきました。
認知症を予防する対策は大きく分けて2種類で、日々認知症になりにくい生活習慣を行うものと、認知症で落ちる3つの能力を簡単なトレーニングで鍛えるものとがあります。これらを長く続けていくことで、認知症を発症せずにすごせたり、認知症になる時期を遅らせたりできる可能性が高まります。
認知症になりにくい生活習慣
認知症の原因の約6割を占めるアルツハイマー型認知症の発症に、生活を取り巻く環境の影響が大きく関わっていると分かってきました。
脳の状態を良好に保つためには食習慣や運動習慣を変えることが、認知機能を重点的に使うためには対人接触を行うことや知的行動習慣を意識した日々をすごすことが重要だと言われています。下の表でそれぞれの対策の具体例をまとめました。
1.食習慣 |
野菜・果物(ビタミンC、E、βカロチン)をよく食べる |
|
魚(DHA、EPA)をよく食べる |
|
赤ワイン(ポリフェノール)を飲む |
2.運動習慣 |
週3日以上の有酸素運動をする |
3.対人接触 |
人とよくお付き合いをしている |
4.知的行動習慣 |
文章を書く・読む、ゲームをする、博物館に行く など |
5.睡眠習慣 |
30分未満の昼寝 起床後2時間以内に太陽の光を浴びる |
認知症で初期に落ちる3つの能力の鍛え方
認知症になる前段階で落ちる脳機能を集中的に鍛えることは、発症を遅らせるための効果的な方法であるということが分かってきました。
認知症という病気に至る前の段階では、通常の老化とは異なる認知機能の低下がみられます。この時期に最初に低下する認知機能が、「エピソード記憶、注意分割機能、計画力」です。
これらを意識して重点的に使い、その機能を鍛えることで認知機能の低下を予防します。次の表に、それぞれの機能の簡単な鍛え方をまとめました。
機能 |
内容 |
鍛え方 |
体験したことを記憶として思い出す |
2日遅れ、3日遅れの日記をつける |
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レシートを見ないで、思い出して家計簿をつける |
注意分割機能 |
複数の事を同時に行う時、適切に注意を配る機能 |
料理を作るときに、一度に何品か同時進行で作る |
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人と話をするときに、相手の表情や気持ちに注意を向けながら話す |
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仕事や計算をテキパキと行う |
計画力 |
新しいことをするとき、段取りを考えて実行する能力 |
効率の良い買い物の計画を立てる |
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旅行の計画を立てる |
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頭を使うゲーム(囲碁・将棋・マージャン等)をする |
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やり慣れたことでなく新しいことをする |
最も重要なのは
認知症の予防について書いてきましたが、最も重要なのは「早期発見」と「早期からの予防対策」です。
チェックテストなどを利用し、定期的に認知機能のチェックを行うことで、自分の認知機能の低下に早い段階で気づくことができます
認知症は本人のみならず、ご家族にも身体的、精神的、経済的な負担が大きく、更に医療、社会、経済的なサポートが必要となります。軽度認知障害(MCI)の段階での早期発見を行うことにより、認知症への進行を食い止めることができます。
また早期の段階で認知症を発見することで、ご本人とご家族がご本人の意思を尊重する形で将来のことをゆっくりと考える時間的余裕を作り本人を支援する態勢を整え、備えることができます。
『平均寿命と健康寿命の違いとは?「健康寿命」が大切だといわれる理由』
日本人は平均寿命が長く、長寿大国ともいわれていることをご存知の方は多いでしょう。長生きするのは喜ばしいことではありますが、ここで非常に重要なキーワードとなるのが「健康寿命」です。 今回は平均寿命と健康寿命について解説するとともに、老後を健康的に生き生きと過ごすヒントについてお伝えします。
「平均寿命と健康寿命の違い」
まずは「平均寿命」と「健康寿命」の違いについてご説明します。
【平均寿命とは】
平均寿命とは、0歳時点で何歳まで生きられるかを統計から予測した「平均余命」のことです。わかりやすくいえば、特定の人が生きられるおおよその年齢となります。
この数字はいろんなところで取り上げられて目にすることも多いので、自身のおおよその寿命の目安にされていたり、老後資金の計画や人生設計を考える根拠としていたりする方も多いでしょう。
ただ、予測の時点での死亡率が続くと仮定して算出しているため、医療の進歩や生活環境の変化によって、平均寿命は変わる可能性があります。
【健康寿命とは】
では一方、健康寿命とはなんでしょうか。健康寿命とは、日常生活を制限されることなく健康的に生活を送ることのできる期間のことをいいます。「日常生活の制限」とは、介護や病気などを指し、自立して元気に過ごすことができない状態です。
とても長生きの方でも、長期間にわたり介護や入院が必要であれば、健康寿命は短いということになります。
つまり、平均寿命と健康寿命にあまり差がないと、亡くなる直前まで健康に過ごしていたということになり、平均寿命に比べて健康寿命が短くなると、不健康な状態が長いということがわかります。
「平均寿命と健康寿命の差は拡がってきている」
長生きするだけではなく、健康で過ごせる期間である健康寿命を延ばすことが大切だとおわかりいただけたと思いますが、近年気になる現象が起きています。
【平均寿命と健康寿命の差とは】
厚生労働省のデータによると、近年、平均寿命と健康寿命の差が拡がってきています。
2001年の男性の平均寿命が78.07歳に対して、健康寿命は69.40歳で、その差は8.67年でした。つまり、統計的には、健康でない状態になってから8.67年後に亡くなるということです。
同じ年の女性の平均寿命は84.93歳に対して、健康寿命は72.65歳で、その差は12.28年でした。
それが2013年のデータでは、男性の平均寿命80.21歳に対して健康寿命が71.19歳で、差は9.02年。2001年の8.67年と比較すると差が大きくなっていますね。
2013年の女性のデータでは、平均寿命86.61歳に対して健康寿命が74.21歳で、差は12.40年となり、2001年の12.28年と比べて、やはり長くなっています。
データ上では、病気などによって介護や支援などが必要になってから亡くなるまでに、男性では約9年、女性では約12年もの時間があることになります。
このデータから、平均寿命に着目することより、健康寿命を延ばしていく必要性がよくわかりますね。
この差が拡がらないよう、健康維持に努めて介護や寝たきりといった生活をできるだけ少なくすることが大切です。
「支援や介護が必要になる原因」
では、支援や介護が必要になる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。以下の表は、要支援者・要介護者別にみた介護が必要となった主な原因です。
要支援者・要介護者合計での1位は「認知症」、2位「脳卒中」、3位「高齢による衰弱」という結果が出ています。これ以外の原因として、関節疾患、骨折・転倒などもあがっていますが、これらの骨や関節、筋肉などの運動器の障害をロコモティブシンドロームといいます。
ロコモティブシンドロームは加齢により誰にも起こりうる現象ですが、骨折や転倒につながり、それが原因で介護が必要な生活になる可能性が大きいことから、予防が非常に重要だといえるでしょう。
「平均寿命と健康寿命との差を埋めるために自分ができること」
平均寿命と健康寿命の差を埋めて、介護生活につながってしまう原因をできるだけ遠ざけるためには、どのようなことができるのでしょうか。
健康でアクティブに過ごす
ロコモティブシンドロームを避けるには、筋肉・関節・骨などの運動機能を維持することが大切です。
シニアの場合、飛躍的に筋力をアップさせることが目的ではなく、あくまでも運動機能を落とさないことが目的なので、「ハードなトレーニングをしなければ」、と気負う必要はありません。
散歩を兼ねたウォーキングや簡単なストレッチ、1階分だけ階段を使って歩く、など日常生活でできる範囲で無理せず行いましょう。
また、認知症予防のために、脳を積極的に使って活性化させたいものです。知らなかったことを学び直す、読書をするなどの知的活動や、絵を描いたり短歌や俳句を作ったりするなどの創作活動は脳にとっても、精神面にとっても大きなプラスの影響を与えます。
忘れてはならないことが、このような肉体的・精神的にアクティブな毎日を支えるのは、食事と睡眠ということです。食事では栄養面にも気を配り、バランスよく食べることを意識しましょう。また、年齢を重ねると睡眠時間が短くなったという方もいるため、ご自身の睡眠の質が満足いくものかどうか、今一度振り返ってみることも大切かもしれません。
健康で長生きするための情報は、以下のページでも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
「自分らしい豊かな生活を維持する」
健康寿命を延ばし、生き生きと健康に過ごすためには、自分らしい生活スタイルを維持することが大切です。高齢者であるから、または体力が衰えてきたから、という理由で多くのことを制限してしまうのは、大変もったいないことだと思いませんか。
そのために必要なことは、自分の体と相談して無理をしすぎないことと、元気なうちから医療的ケアや介護ケアが必要になった場合のことを考えておくことではないでしょうか。
『知っているようで知らない、耳掃除』
ついつい毎日の習慣になってしまう耳掃除。「完全に取りきらないと気持ち悪い」とか「奥の方までやらないとスッキリしない」という方もいると思います。
そもそも耳垢とは、耳穴の皮膚の表皮細胞や外部からのホコリなどと、耳垢腺からの分泌液が混ざったものです。皮膚の細胞は、外耳道の入り口から3cm奥あたりの鼓膜付近から、ゆっくりと耳の外に向かって移動します。古くなった皮膚の細胞は入り口から1cmのところで剥がれ落ち、耳垢腺からの分泌物と混ざりながら、耳垢になります。
耳垢のほとんどは、その場所に留まり、耳垢自らが、奥の方へ進んでしまうことはありません。それを綿棒など柔らかいものを使って取るか、ピンセットなどでつまめば、キレイに取れてしまうものです。
ところが、耳の奥の方まで耳かきや綿棒で触ってしまうと、耳垢をどんどん奥の方に押し込むことになり、場合によっては外耳道を傷つけてしまうこともあります。逆に、やらなさすぎも問題で、耳垢が溜まり過ぎてしまうと、耳が聞こえにくくなったり、湿疹の原因となることもあります。
耳垢そのものには、殺菌効果や、外耳道を保護する役割、虫などの侵入を防ぐという役割があります。そうした役割を果たす耳垢を完全に無くしてしまうような、耳掃除のやりすぎは、耳の健康のためにも良くありません。耳掃除の頻度は、月に1回、片耳にかける時間は2分程度で十分だとされています。入り口から1cmというのは直接目で見える範囲なので、だれかの耳掃除をしてあげる時も、見えている耳垢だけ無理をせず取るというのが正しい耳掃除の方法です。
「耳掃除と、耳疾患との深い関係」
耳垢や耳掃除に関係する疾患には、次のようなものがあります。
①耳垢塞栓
耳垢がたまることで、外耳道をふさいでしまっている状態のことです。自然に起こることもありますが、耳掃除で耳垢を押し込むことが原因になることもあります。耳垢が湿っている人は耳垢が自然に外に出にくいため、どんどん奥にやってしまう傾向があります。
②外耳炎(外耳道炎)
外耳道に炎症が起こっている状態です。耳掃除の際に外耳道を傷つけてしまい、感染を起こすことで炎症を起こします。また、プールなどの汚い水が外耳道に入り込み、ふやけた耳垢が細菌感染を起こすこともあります。
③外耳道外傷
外耳道が傷つくことによって、痛みや出血が起こる状態です。耳掃除の際に外耳道や鼓膜を破ってしまうことがあります。耳掃除の最中に人とぶつかったりすることで、思いがけず耳の奥の方まで触ってしまい鼓膜を破ってしまうこともあります。
耳をキレイにしているつもりの「耳掃除」が、逆に何らかの疾患を引き起こすこともあります。もし不具合を感じたら深追いせず、専門医(耳鼻咽喉科)に相談しましょう。
「正しい耳掃除で、耳疾患のリスクを抑えよう」
まるで汚いもののように思っていた耳垢が実は、私たちの耳の中を異物から守っていたり、殺菌作用によって適度な清潔を保っているのです。
私たちのからだには、「耳垢を自然に排出する」という働きがあります。この自然の働きに任せ、正しい耳掃除、安全な耳掃除で、耳の健康を保ちましょう。
安全な耳掃除とは、動きながらの耳掃除や、寝転がるなど不安定な態勢での耳掃除をしないことです。周りの物や人にぶつかったりしないよう、周囲の安全を確かめて、行うようにしましょう。
『抜け毛の原因?』かっ
生理的な抜け毛と薄毛の原因となる抜け毛との違いと対策法
抜け毛は男女関係なく起きる生理現象ですが、さまざまな理由で抜け毛が促進されて薄毛の原因になることがあります。薄毛は、男性にも女性にも起こりうるので注意しましょう。
今回は、抜け毛の原因やメカニズムを解説します。併せて、抜け毛を予防するために大切な日頃のケアについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.抜け毛のおもな原因
抜け毛は髪の毛の成長が止まり、抜け落ちる現象で、通常でも一日に約100本が抜けるといわれています。しかし、抜け毛の量が、生えてくる毛よりも多くなってしまうと薄毛になる可能性があるでしょう。
抜け毛が増加する原因は、紫外線や直射日光による頭皮や髪の毛のダメージ、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどです。そのため、過度に日焼けをしたり、ストレスを常に感じていたりする場合には、薄毛に注意する必要があるでしょう。
2.抜け毛のメカニズムについて
髪の毛には成長期、退行期、休止期というサイクルがあり、成長期が2~6年継続し、2~3週間の退行期のあと3ヵ月ほどの休止期に移るのが一般的です。ヘアサイクルは1本ずつ異なるため、フェレットやチンチラといった動物の換毛期のように一斉に体毛が生え変わることはありません。
しかし、ストレスや加齢、ホルモンバランスの乱れによってヘアサイクルが崩れ、抜け毛が増えたり、薄毛になったりする可能性はあるでしょう。
ここでは、生理的な抜け毛と薄毛の原因となる抜け毛のそれぞれを解説します。
2-1.生理的な抜け毛の場合
頭髪は約10万本存在し、7~13%が休止期状態です。休止期になると、毛を作る細胞が活動を停止するため、触るだけで抜けたり、新しく生えてきた髪の毛と入れ替わりに抜けたりします。
抜け毛は、一日の平均が大体100本以内であれば正常です。また、日本では季節によって生理的な抜け毛の量に変化があり、秋から冬にかけて抜け毛が増える傾向にあります。
2-2.薄毛の原因となる抜け毛の場合
一日に100本以上の抜け毛がある、少し引っ張るだけで何本も抜ける、頭皮が透けて見えるなどの場合は、生理的なものではなく病的脱毛の可能性があります。病的脱毛には、円形脱毛症や薬剤性脱毛症、休止期脱毛症などがありますが、加齢による年相応の薄毛は含まれません。
・円形脱毛症
皮膚の免疫に異常が起きることで発症する脱毛症。治療法も存在する
・薬剤性脱毛症
薬の使用開始から1~3ヵ月後に脱毛が増えた場合に疑うケースが多い
・休止期脱毛症
休止期の髪の毛が増えることで発症する脱毛症。症状により、急性、慢性びまん性、慢性に分類される
また、病気ではありませんが、男性ホルモンが関与する男性型脱毛症も薄毛の原因となることが多いでしょう。
そして、女性は年齢的な変化として、更年期以降になると成長期の髪の毛が減少し、頭全体の毛量が減る傾向にあります。
3.抜け毛の予防法
抜け毛を予防するためには、健やかな髪の毛を育てる土台となる頭皮の健康を維持することが重要です。髪の毛の成長に必要な栄養素をスムーズに運べるよう頭皮の血行を良くしたり、頭皮の乾燥を防ぎつつ汚れをしっかり落としたりすることを心がけましょう。
ここでは、頭皮の健康を維持し、抜け毛の予防する方法を紹介します。
3-1.ストレス対策をする
体や精神に過度なストレスがかかると、休止期脱毛症を起こすことがあるでしょう。休止期脱毛症は休止期の毛髪の割合が増えてくる脱毛症で、外科手術や出産、精神的なストレスなどは急性休止期脱毛症の原因と考えられています。
また、ストレスは血流の悪化にも関係しているため、ストレス対策は頭皮の血流改善にも効果的です。入浴やアロマテラピーなどを行ない、心からゆっくりできる時間を確保して、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
3-2.運動をする
適度な運動をすることで、頭皮に栄養や酸素を運ぶ末梢血管の血流が良くなります。さらに、ストレスを緩和したり、睡眠リズムを整えたりする効果も期待でき、頭皮だけでなく全身の健康維持にも役立つでしょう。
まずは、ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣を付けることが重要です。
3-3.栄養バランス良い食事をとる
髪の毛や頭皮はおもにタンパク質で構成され、特に髪の毛は8割以上がタンパク質で作られています。そのため、タンパク質が不足すると髪の毛や頭皮の健康を損なうおそれがあるでしょう。
また、健康な髪の毛を育てるためには、タンパク質の他、亜鉛や鉄分も重要です。タンパク質・鉄分の多い赤身肉や魚、亜鉛・鉄分の多い貝類などを積極的に取り入れながら、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
3-4.質の良い睡眠を確保する
人の体は眠っている間にメンテナンスを行なうため、睡眠不足は髪の成長に悪影響をおよぼす要因の一つです。生活リズムを整えたり、寝室の温度や湿度、明るさなどを調整したりして、質の良い睡眠をしっかり取りましょう。
「抜け毛の予防には頭皮の健康維持が重要」
髪の毛の成長にはサイクルがあり、休止期になると成長が停止して、新しい髪の毛に生え変わるため自然と髪の毛が抜けます。
しかし、ストレスやホルモンバランスの乱れ、紫外線などのさまざまな理由により、抜け毛の量が増えると薄毛になることがあるので注意が必要です。一日に100本以上抜けたり、頭皮が見える状態になったりした場合は、病的脱毛の可能性も考えられます。
抜け毛を予防するためには、頭皮の健康を維持することが重要です。この機会に、ストレス対策や運動習慣、食事のバランス、睡眠の時間と質など、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。